S様邸新築工事も残り1か月となりました。
天気があまりよくないなか、急ピッチで施工をしています。
もちろん『安全』 『綺麗』 『早く』 で作業を進めています。
外観はほぼ全容が見えてきました。
矩(かね)勾配の大屋根が存在感たっぷりです。
この矩(かね)勾配とは、引き渡し勾配(屋根の頂点と屋根の先端を結んだ勾配)が45度の勾配または10寸勾配のことです。
屋根の勾配には様々あり、それぞれメリット・デメリットがあります。
このような矩勾配のメリットは水はけがよく、雨漏りりの危険性が少なく、汚れも雨と一緒に流落ちるので屋根本体の耐久性がよく、また、屋根裏の大きい空間ができることにより、断熱性が格段にあがるということが言われています。
デメリットは、しいてあげれば、屋根のメンテナンス(塗装、張替等)時に屋根足場をかけるため、費用が少し高くなることぐらいです。
しかし、そもそも耐久性があがるため、メンテナンスの実施時期が延び、コスト的にはむしろお安くできると思います。
みなさんのお宅の屋根勾配って分かります?意外と自分の家や別荘が何度の勾配でできているかって知らないものですよね。
一度、晴れた日に外から屋根を見あげてください。