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古より数多くの信仰と芸術を生み出した富士山
古より数多くの信仰と芸術を生み出した富士山に関わる文化財には、その山体だけではなく、周囲にある神社や登山道、風穴、溶岩樹型、湖沼などがあります。
これらの文化財は、富士山の価値を構成する資産として現在まで受け継がれてきました。
これらの文化財は、富士山の価値を構成する資産として現在まで受け継がれてきました。
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山頂の信仰遺跡群
富士山山頂には火山壁に沿って神社等の宗教関連施設が分布しています。古来からの風習「ご来光(日の出)」を拝むことや、8つの… -
河口湖
古来から富士山の景勝地として有名で、四季折々違った景色をお楽しみいただけます。 -
山中湖
10月から翌2月にかけて、富士山頂から太陽が昇る瞬間と夕日が沈む瞬間に、まるでダイヤモンドが輝くような光景が見られるダイ… -
本栖湖
千円札の裏面に描かれている逆さ富士の雄姿を望めます。 -
西湖
山梨県指定天然記念物フジマリモの群生地であり、近年、絶滅種のクニマスが発見されたことで注目を集めています。 -
精進湖
五湖中で最も面積が狭いですがここから眺める富士山は絶景です。子抱き富士を眺めることもできます。 -
河口湖浅間神社
9世紀後半に起こった噴火を契機に北麓側に初めて建立された浅間神社であると伝えられています。 -
村山浅間神社
境内には県指定天然記念物の目通り10m大スギやイチョウがあります。 -
人穴富士講遺跡
人穴浅間神社の境内にあり、犬涼み山溶岩流内にできた長さ約83メートルの溶岩洞穴「人穴」と富士講講員が建立した200基を超… -
東口本宮冨士浅間神社(須走浅間神社)
802年(延暦21)に、富士の噴火を鎮めることを願って創建された古社。県天然記念物の神木・ハルニレの巨木、溶岩に鎮座する… -
須山浅間神社
1707年の宝永噴火により社殿は、登山道も含め大きな被害を受け、現在の本殿は1823年に再建されました。 -
冨士御室浅間神社
信玄公直筆奉納の『安産祈願状』は特に有名で、この他、勝山記等の多くの貴重な社宝があります。 神社には900年以上の伝統あ… -
富士山本宮浅間大社
全国に多数ある浅間神社の総本宮とされ、富士山の噴火を鎮めるために富士山を神(浅間神または浅間大神)として祀ったものであり… -
山宮浅間神社
富士山を遥拝するための遥拝所があり、これは、古い富士山祭祀の形をとどめているものと考えられています。 -
白糸ノ滝
富士山の雪解け水が溶岩断層から湧き出す無数の滝が並んでいて、崖から絹糸を垂らしたように流れる様子からこの名がつきました。… -
吉田胎内樹形
今から千年以上もの前の富士山の噴火によって形成された吉田胎内樹形。 洞窟内には浅間大神の化身であり、富士山の祭神である木… -
吉田口登山道
富士山山頂には火山壁に沿って神社等の宗教関連施設が分布しています。古来からの風習「ご来光(日の出)」を拝むことや、8つの… -
大宮・村山口登山道
富士山南西麓の富士山本宮浅間大社を起点とし、村山浅間神社(興法寺)を経て、山頂の南側へと達する登山道です。 -
須走口登山道
須走口登山道は、吉田(河口湖)口や富士宮口とは違い、樹海から荒々しい火山の素顔まで、富士山の大自然を満喫できる登山道です… -
御師住宅(旧外川家・小佐野家)
御師とは富士山の崇拝者に代わって祈りをあげ、お礼を配り登拝(信仰登山)の際には自宅を宿泊所として富士信仰を広めた人々です… -
船津胎内樹型
1617年に長谷川角行が富士登拝した際、溶岩樹形によって形成された北穴を発見し、浅間大神を祀りました。富士講信者によって… -
北口本宮冨士浅間神社
遥拝所に祀られていた浅間大神を起源とし、1480年には「富士山」の鳥居が建立され、16世紀半ばには浅間神社の社殿が整って… -
忍野八海
富士山の伏流水による八つの湧水池で、富士山信仰に関わる巡拝地として八海それぞれに八大竜王を祀っている。全国名水百選にも選… -
三保松原
静岡県静岡市清水区の三保半島にある景勝地で、その美しさから日本新三景、日本三大松原の一つとされ国の名勝にも指定されていま…