「土地をみてすぐに、ここだ!と思いました」とS様。
自然環境を最大限に生かし、こだわり尽くしたハイセンスな別荘が大切な人と過ごす余暇を、より充実したものに変えてくれる。

ライフステージに合わせた別荘地の選択と出会い

居住地は東京都。もともと伊豆半島南端・下田市に別荘を構えていたというS様ご夫妻。
「別荘を引っ越そうと思うようになったのは、東京から距離があること。年を重ねていく中で、これからもっと移動がしんどくなるかもしれないと考えたことがきっかけです。下田の別荘地で仲良くなった方も、同じような理由で別荘を手放していなくなってしまいました」

そんな中、以前から検討はしていたという河口湖・山中湖エリアを訪れたのは2021年。
「以前は海のそばの別荘でしたが、次に構えるなら森の中がいいと思いました。この土地は、初見で気に入って、すぐに契約。ご案内くださった富士桜高原の矢崎さんの丁寧なご説明もあり、ここで過ごす時間への期待値が高まりました」

ウッドテラスの先は豊かな森。「もさもさとした感じがお気に入り」という奥様の言葉のとおり、木々の自然な佇まいがS様邸を包み込んでいます。
土地を購入してから、ハウスメーカーを見に行ったり、建築家とコンタクトを取ったり。S様ご夫婦と愛猫のはるちゃんが過ごす空間を、理想通りのかたちに仕上げてくれるパートナーを慎重に選んだそうです。

「自然環境を生かしながら、何もしなくても心が満たされるような空間にしたいと思いました。とにかく、ゆっくりと過ごすことが目的の別荘ですからね」

既製品をなるべく用いず丁寧に造り込んだ住まい

空間づくりのパートナーは、埼玉県にある建築デザイン事務所。プランニングにじっくりと時間をかけ、ウッドテラスにつながる大きな窓のあるリビングとキッチン、ゲスト用に備えたロフトを中心に構成したコンパクトな美しい空間を実現。

「床は無垢のオーク材、壁の色や建築家さんオリジナルの薪ストーブとソファなど、ディテールにこだわりました。業務用のコンロと冷蔵庫、キッチンカウンターの天板も造作していただくなど、既製品を使わずに仕上げていただきました。木ばりの外観は、職人さんが真鍮の釘を一つひとつ手で打ってくれたんですよ」

工事中は毎週のように訪れ、完成を待ちわびていたというおふたり。引渡しから約半年が過ぎ、過ごし方を尋ねてみると「ロケーションと空間が素晴らしいので、何もしなくても満たされます。散歩するだけで気分がよくなるんです」と聞かせてくれます。

「冬から住み始めて、夏の過ごしやすさはもちろん、積雪の季節も素晴らしいと思いました。このエリアは家から約1時間30分で気軽に来ることができるのがいいですね。ここから会社へ出勤することもあります。今は別荘として機能させていますが、将来的には2拠点生活も考えています」

森に囲まれたお気に入りの空間で、友人と過ごすティータイム。S様ご夫妻と愛猫はるちゃんの高原ライフは始まったばかりのようです。