基礎の打設、土台敷き、足場の組み立てが終わり、【建て方】を着々と進められています、Ⅰ様邸新築工事の現場です。
右下に休憩してる職人さんたちが映りこんでいますね(笑)
まず【建て方の定義】をお伝えします。
家の主構造となる材料を組み上げることを指し、土台、柱、梁、小屋組を組み上げる棟上げまでの工程のことです。
→そして主要構造材が組み上がると『建て方』は完了し、このタイミングで『上棟』と呼びます。
そして今回は“基礎パッキン”というものをご紹介いたします。
上記の写真でコンクリートと木の土台との間に挟まっているのが“基礎パッキン”と呼ばれるものです。
アップにしてみるとこのようなものです。
この基礎パッキンを使う以前は、基礎部分(コンクリート)に床下換気口をあけてそこから通風を確保していました。
しかしこの工法では
①空気が流れず空気だまりが出来る
②基礎に換気口の穴をあけるためひび割れなどでコンクリートの基礎耐力が落ちる
などの心配がありました。
そこで基礎パッキンが多く採用されることになったのです。
従来の床下換気口より1.5~2倍の換気量!
基礎に開口部を設ける手間も省かれる為時短にもなります!
今では種類や形も様々なものがあるのです。
住宅の基礎のみに使われているのではなくデッキの基礎などに用いたりもします!
小さな建材で気づかない方もいらっしゃるかもしれませんが、通風を上手に循環させ住宅を支えているのですね!
そんなこんなで今日も現場は進んでいきます。
また次回の施工日誌でお会いしましょう。