お父様から引き継いだ別荘が老朽化したため、同じ富士桜高原別荘地内に新たな別荘を建築中のSさん。思い出の地での新しい別荘ライフの始まりを、ご夫婦そろって楽しみにしています。
少し奥まったエリアにある大きな木々に囲まれた大らかな地に、新しい別荘はありました。
ゆったりとしたバルコニーが目を引く、大きな長方形の二階建て。ダークブラウンとベージュのツートンカラーの外壁が、とても落ち着いた雰囲気です。
Sさんと富士高原別荘地とのお付き合いは、おじい様の代から。「その当時は富士レイクサイドカントリー倶楽部の会員権と第一次分譲地がセットになっていたみたいですね。父の代になって、私が中学三年ぐらいの時に別荘を建てました。空気も水も美味しくて、夏は涼しいのでよく家族で来ていました」とご主人。
滞在中はテニスを楽しんだり、河口湖などに遊びに出掛けたりもしていたそうですが、目の前に広がる富士山を眺めながら、のんびりとした時間を過ごすのが好きだったそう。
「こっちは涼しくて勉強がはかどるので、受験前の夏は一カ月から一カ月半ぐらいいました」と懐かしそうに振り返ります。
そんな思い出の詰まった別荘でしたが、老朽化が進んだため、昨年取り壊して土地も手放すことにしました。でも奥様の「せっかくだから、またこの別荘地に買ったら」という言葉をきっかけに、第一次分譲地のすぐそばの第十四次分譲地に新たに土地を購入。昨年十月から建築が始まりました。
新たな別荘は風水を取り入れ、建物の形状から玄関や居室の位置など、すべて運気のいい設計を実現。「せっかく新しく建てるので、狭い都会ではなかなか実現が難しい風水を存分に取り入れた設計にしてみました」とご主人は得意げに話します。
リビングの大きな窓をはじめ、各居室にも窓が多く、それぞれの窓から違った景色を楽しむことができます。
▲3室ある寝室の一つ。奥の窓からは隣地に広がる芝生の庭の借景を楽しめる。
▲主寝室で窓にかけるカーテンの相談。天井が高く居心地がいい。
また金融関係の仕事をされているご主人は本も執筆されていて、これまでに五冊の経済関係の本が出版されています。新たな別荘には落ち着ける書斎も設けていて、「ここならこれまでとは違った本も書けそうです。小説にしようかなと考えています」と執筆意欲も高まっているようです。
写真 1:書斎は広すぎず、落ち着ける心地いい空間。縦長の窓がアクセントに。
写真 2:富士山を望む広々としたバルコニー。「コーヒーでも飲みながら景色を楽しみたいです」とご主人。
ゴールデンウイークには滞在を予定されているそうで、「娘家族も来る予定なので楽しみです。都内の自宅から一時間半で来られるのも、この別荘地の良さですよね。それに開発され過ぎていず、地内のパトロールがしっかりしているところも気に入っています」とご主人。
またご夫婦そろってゴルフが趣味とのことで、奥様は「夏は涼しくて過ごしやすいので、主人と一緒にゴルフを楽しみたいです」とほほ笑みます。ご主人も「会員の富士レイクサイドだけでなく、富士桜カントリー倶楽部など周辺のゴルフ場も回ってみたいですね」と新たな別荘ライフを楽しみにしています。