20年以上にわたって東京と富士北麓を行き来し、ゴルフをしたり、雄大な自然と触れ合ったりと、所有する別荘での週末暮らしを謳歌してきたTさんご夫妻。
魅力を知り尽くした富士河ロ湖町に念願のお店を開き、2頭の愛犬と共に、新たな暮らしを始めました。
Tさんご夫妻が富士桜高原に別荘を持ったのは、1988年のことでした。
「自然が豊かで、地域全体に、カナダやニュージーランドのような雰囲気があるんですよ。それに、東京からのアクセスも良いし、素晴らしいゴルフ場もいくつもあるでしょ。それで、セカンドハウスを持つことにしたんです。当時僕はサラリーマン。ウイークデイは東京で働き、金曜日の夜に車で移動して週末をこちらで過ごすと、月曜日の早朝に東京に戻って会社に行くという生活を、20年以上続けました」。
その頃は、毎週土曜日には必ずお二人でゴルフを楽しんでいたそうで、「会員ということもあり、富士レイクサイドカントリー倶楽部には数えきれないくらい行きましたね。レイクサイドは、本当に素敵なゴルフ場。雄大なロケーションで爽快にプレイできるし、コースが難しいこともあって、何度プレイしても飽きることがないんです」と奥様。暑い夏、東京ではぐったりとしていた2頭の愛犬バディくんとボビーくんも、こちらへ来ると息を吹き返したように元気に走り回るとのことで、「この辺りには素敵な公園も多いから、彼らを連れて湖畔や公園を散歩するのも楽しみでしたね」。
ご主人が外資系食品輸入会社をリタイアしたのを機に、平成24年4月、「ワインショップ&カフェ バディーズ」を町内にオープン。新たな暮らしが始まりました。
「お店をやりたいねというのは、学生時代からの2人の夢。ここへきて、ようやく夢が叶いました」と、にこやかに話すご主人。奥様も、「バディーズは、我が家のリビングをそのまま持ってきたような、アットホームなお店。ワインのバイヤーだった主人が現役時代に培った知識や輸入のノウハウを活かして提供する美味しくてリーズナブルなワインと、もともと食べ歩き、飲み歩きが大好きだった私達が、旅先やお食事に行ったお店で舌で覚えた味をアレンジしたバディー風家庭料理を、気軽に楽しんでもらいたいですね。」と笑顔を見せます。
バディーズには、地元の方や観光客はもちろん、ゴルフ仲間やワンちゃんつながりのお友達が遠くから訪れたり、女性の一人客がふらりと立ち寄ったりと、店内はいつも賑やか。そんなお客様に、ワインを紹介したり、情報交換をしたり…、さまざまな話題で盛り上がるひとときも、とても楽しい時間になっていると、表情を輝かせます。
活き活きとセカンドライフを楽しむお二人。人生をさらに豊かにしてくれる、友達の輪も広がっています。
富士河口湖町小立4290-1(フォレストモール裏)
0555-73-8477